内容をカンタンに説明すると…
- キエルが断片的に記憶を思い出し始める。そばに居てくれたセティークの事。指輪のこと、父上のこと…。
- 指輪は封印するはずのものをキエルがセティークにあげたのであった。
- 今回は…不思議の国ワンダーメアに到着した姫達一行。現代のようなビルや車が走る国。屋上でのお茶会では姫はアリスとして出迎えられ困惑する。
【ファン必見】夢王国と眠れる100人の王子様 公式設定集 vol.2
【夢王国と眠れる100人の王子様 9話】巻き戻るお茶会【アニメ感想】
新たな国
「着きました!不思議の国ワンダーメアです!」
アリスが出てくるでもなく…ものすごく現代の風景ですね。
「姫様、不思議の国をご存知なのですか?」
「元の世界で似た名前の童話があって…それを思い出しただけ」
「ごほっごほっ。なんて煙たい国だ。それに高くて四角い建物ばっかりで息が詰まる」
「アヴィ王子が育ったアルストリアは空気がきれいですからね」
「それってつまりいなか…」
とキエルがいいかけたところでアヴィがブチ切れそうになります。
「いいなぁ~あかいふく!あにきかっこいい!」
無理やりなごまかし方です。
「蝶人間、待って!」
客も店員も居ない店。
エレベーターももちろん知らないアヴィ。
キエル意外と落ち着いてますね。
アヴィだけが焦りまくりで(笑)
王子たち集合
屋上では…優雅にお茶会が。
ワンダーメアの王子がいっぱいのようです。
「アリス?お前がアリス?」
ハーツという青年が駆け寄ってきました。
ハーツ、マーチア、キャピタ、ドーマウスという面々。
「アリスが異世界から来たことなんてこの国の常識だよ?」
「オレは異世界の人間じゃねぇ。騎士の国アルストリアの王子アヴィだ。で、こっちは…どっかの王子だ」
「紹介雑!」
話が噛み合わないですね。そうこうしていると…
「ようこそ皆さん。マッドハッターのお茶会へ。帽子屋とお呼びください」
ビルのオーナー的な感じでしょうか。
「わかっています。このお嬢さんはアリスではありませんよ」
「私達黒い蝶を追ってここまで来たんです」
「蝶は存じ上げませんが飛び入りのお客さんなら」
ケガレマルいました!
「この人だ!アリスが来るってガセネタ掴ませたのは」
「あては異世界からのお客さんが来てはるよって言っただけで~~~」
「勝手に勘違いしたのはあんたらやんか」
お菓子には目がないキエル。
姫ちゃんの元いた世界でのアリスの話を始めます。
こっちでも似たような話ではあるみたいです。
「マッドハッターはアリスのこと知ってるくせに全然教えてくれないんだよ~」
「アリスはもう居ません。早く忘れたほうがいいですよ」
マッドハッターこれはどうも曲者っぽいですね。
「セティークはん、あんたのこと待ってはるよ」
「指輪は一体なに?セティークはその指輪で何をしようとしてるの」
「はて、ただ名前からしてめっちゃ面白そうなことやろなぁ」
キエルの質問も核心に触れれません。軽く返されてしまいます。
姫攫われる
クロノといううさぎ人間が駆け込んできました。
「時計がないんです!あれは時を操る能力をもった大事な懐中時計なのに!
あ~~~これは機密事項でした!忘れてください」
言うだけ言っちゃいましたね。
「時計は案外近くにあるかもしれませんよ。降りてきたらどうです?お茶が冷めてしまいますよ」
チェシャ猫が木の上に。
「ようこそアリス、そしておかえり」
ぐいぐい来ますね。
「無理やり思い出させないといけないかな」
話聞く気ないですね。
「落ちてたから拾ったんだにゃ」
「そんなことないですちゃんと懐に」
「懐に落ちてたから拾ってあげたんだにゃ」
「それは拾ったっていわねーだろ」
動かしてしまった時計。時が不自然に動きます。
姫をさらってチェシャ猫はどこかへ。
「アリスが居た頃、ここは森だったんだ」
ハートの穴に逃げ込まれました。その先に咲いていたのは群青のバラ。
「このバラどこかで…」
それは…
「私は帽子を売り、お茶会を開ければそれでいいのです」
マッドハッターさんの帽子についているバラに酷似していました。
不思議の国についたはずなのに高層ビルだらけだったのは本当に姫の言う「斜め上」すぎました(笑)
アヴィの田舎者(?)っぷりも面白かったし可愛かったです。
ケガレマル結構隠すことは隠しながらも大胆に動きますね。
彼はセティークに所属してるわけでもないのでしょうか。独自で楽しみを追求してるような感じがしますね。
結局実は姫はアリスなのでしょうか?連れ去られてしまったのも予定調和だったのでしょうかマッドハッターさん。あやしいです…。