内容をカンタンに説明すると…
- エルヴィンを処刑するべく王の間で裁判が始まる。その時ウォール・ローゼが突破されたとの知らせが入る。人類が向かうべき選択はどれなのか。
- 人類はさらに困難な道へ行くことになったとクーデターを成功させたエルヴィンは言った。
- 今回は…エレンの前に立つレイス当主とヒストリア。過去の記憶を呼び起こされたエレンは驚愕の事実を知ることに。一方ヒストリアも消された過去の記憶を思い出していた。
【進撃の巨人 Season3 43話】罪【アニメ感想】
囚われの身
(どのくらい時間が経った?兵長…アルミン…調査兵団は今どうなってる…)
エレンの声を聞くのは久々な気が…。
「こうすれば彼は思い出すかもしれない」
ヒストリアと父がエレンの背中に手を置くと過去の記憶が…!
エレンは子供の頃に巨人化していて父を食べた?
「どうだ?思い出したか?父親の罪を」
父親の罪というより映像的にはエレンが父を食べたインパクトのほうが大きいんですが…。
そしてヒストリアも記憶を…。
『すごいよヒストリア!もうこんなに読めるようになるなんて』
『だっておねぇちゃんが教えてくれるから』
お母さんと二人だけでなくもう一人居たんですか?
『女の子らしくっていうのはこの子みたいな女の子のことかな』
『クリスタ?』
『クリスタはいつも他の人を思いやっている優しい子だからね。ヒストリアもこの子みたいになってね』
仲良さそうな二人。クリスタの名の由来はここから?
『ごめんねヒストリア。もう時間になっちゃった。今日も私のことは忘れてね。また会う日まで』
これが…記憶改竄。
「私は一人じゃなかった…私には…あのお姉さんがいた。私に本を…読み書きを教えてくれた…優しくしてくれた…あの人のことを忘れるなんて…」
「フリーダと会っていたのか?その子が長い黒髪の若い女性であればおそらく彼女はフリーダ・レイス。お前の腹違いの姉だ。お前の記憶を消していたのはおそらくお前を守るためだ」
面倒見のよいお姉さんはルイス卿の正妻の娘だったんですね。
父の罪
「フリーダはもうこの世にはいない。私には5人の子供がいた。しかし妻もフリーダを含む子供達も全員5年前ここで彼の父親グリシャ・イェーガーに殺されたのだ」
な、なんですって~~~~~!?
「グリシャは巨人の力を持つ者だった。彼が何者なのかはわからないが目的はレイス家が持つある力を奪うこと」
エレンの親父さんも巨人になれるんですか!
「グリシャが求めるその力とはフリーダの中に宿る巨人の力だった。フリーダの巨人はすべての巨人の頂点に立つ存在…いわば無敵の力を持つ巨人だった」
無敵の力…。
「だが…それを使いこなすにはまだ経験が足りなかったようだ。フリーダは真価を発揮することなくグリシャに食われ力は奪われてしまった…」
最強の巨人を食べたんですかエレン父!そしてその父を食べたんですかエレンは?
「その上彼は我々一家に襲いかかった。レイス家を根絶やしにするためだ。奇しくもその場から生き残ったのは私だけだった…」
なんでこの人だけ逃げ切れたんでしょうか。
「そんな…お姉さんが…どうしてそんなひどいことができるの?」
二人のエレンを見る目がゴミを見るような目なんですが…。エレンも被害者ではあるのですが…?
そんななかケニー登場
「王様はニセモンだってバレちまったしお偉方も全員逮捕された。大変めでてぇ状況だよ。ここが見つかるのも時間の問題だ。さっさとやること済ましてくれ」
「ケニー…君を信用しているぞ。行け」
「俺もだよ。王様」
ケニーは不服そうに去っていきます。信頼関係なさそうですね。
奪還に向けて
ザックレーさんの変態趣味炸裂。
貴族をいたぶって芸術作品とする。
何十年もそんな変態な事考えてたんですか…?それよりもよく地上波で流せましたね…。
ザックレーめっちゃ楽しそうですwww
「まずいのうエルヴィン…王政幹部は皆同じことを吐きおったぞ。お主と父君の仮説通りじゃ。レイス家は人類の記憶を都合よく改竄できるというわけじゃ。しかも奴らを含む一部の血族はそれに影響されないといった口ぶりだったぞ」
「なるほど…そんな重要な情報さえ我々はいずれ忘れ去ると…」
レイス家の力が最強過ぎますね。
あとダリス・ザックレーの変態的野望は兵団からも理解されてません(笑)
「お主の提案に乗ったのはそれが人類にとって最善だと思うたからじゃ。その結果王政に付くべきと風が吹けばザックレーと争うことも覚悟しとった」
エルヴィンもう怪我治ったんですか。あ、左目はたんこぶ治りかけですね。
「総員整列!これよりエレン及びヒストリア奪還作戦を開始する!目標と思われるレイス領地礼拝堂を目指す!」
何度目の奪還作戦なんでしょうか。
リヴァイ班も救出に向かっていました。
「わかったか?切り裂きケニーだ。奴がいればそれが一番の障害になる。脅威の度合いで言えば敵に俺がいると思え。いや…あの武器がある分俺よりもやっかいだ」
すごくわかりやすい喩えです。
「しかし一緒に暮らしていてそれしか切り裂きケニーの情報がないってどういうことだよリヴァイ?」
「悪いな…奴のフルネームも知ったばかりだ。ケニー・アッカーマンって名前らしいがお前の親戚だったりしてな」
ミカサのことですね。
「…生前の両親の話では父の姓・アッカーマン家は都市部で迫害を受けていたと聞きました」
同じように迫害をうけていた東洋人の母と逃げ延びてた山奥で出会いそのまま結婚したそうで。
「お前ある時突然力に目覚めたような感覚を経験したことがあるか?」
リヴァイの言葉にミカサは頷きます。いきなり強くなったんですよねほんとに。
「ケニー・アッカーマンにもその瞬間があったそうだ。ある時ある瞬間に突然バカみてぇな力が体中から湧いてきて何をどうすればいいかわかるんだ。その瞬間が俺にもあった」
リヴァイさんも同じ血筋なんですか?
その頃ケニーさん、過去を思い出していました。自分の血筋の事を…。
「一体どうなってる?かつてのアッカーマン家は王側近の武家だったそうじゃねえか。それが今じゃ一族根絶やし寸前だ。一体何をやればここまで王政に恨まれる?」
祖父との会話のようです。
「王は巨人の力を代々受け継ぎ保持しておる。その力は強大で人類すべての記憶を改竄し過去を忘れさせることができる。少数の血族を除いてな…その中で王政に背を向けた家が二つあった。それが東洋の一族とアッカーマン家だ」
東洋人とアッカーマン家のハーフ、ミカサはめっちゃサラブレッドですね。
地下聖堂でケニー隊が迎え撃つ為に気持ちを新たにしていました。
「敵は少なくとも7人以上。その中には当然リヴァイが含まれる。知っての通りリヴァイは完全な奇襲を受けた上で我々の仲間を12人も葬った」
「最後まで信じてみよう。この世界を盤上ごとひっくり返すっていうケニーの夢を!」
リヴァイ班も隠し扉を見つけ突入準備を。
「それでお前ら。手を汚す覚悟の方はどうだ?」
各自の顔の表情描写が細かいです…。
地下にいる憲兵団とリヴァイ班との戦いが幕開ける直前…そして次回へ!
こう謎が解けていくとすごくワクワクしますね。
レイス家の力がかなり支配的でびっくりしますが。もう誰も逆らえない能力ですよね。
洗脳ではなく消去という意味でとらえてよいでしょうか。
最強の巨人、慈愛に満ち溢れてたのに食われてしまうとは…これまじでエレンの父ちゃん許すまじなんですが映像のまま苛立ってもいいんでしょうか?(原作未読なんです)
ヒストリアの性格と教養はフリーダに育てられたと言っても過言ではないのでは?
と思いました。(いやぁお母さんあれでしたし…)