前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…
- 岩鳶、鮫柄、湊風館による3校合同合宿が始まった!宗介と夏也もOB参加することになった!
- スタートに問題を抱える早船ロミオだったが、チームメイト達のサポートのおかげでトラウマを克服。メドレーリレーの楽しさを知る!
- 今回は…日和と郁也はアメリカ留学以前に出会っていた!度々遥の前に現れる学食評論家の男。実は元競泳選手で…!?
【Free!3期 6話 アニメ感想】深淵のマーメイド!
日和と郁弥の本当の出会い!日和が可哀想になってきた…
日和(子供の頃の僕は、気が付けばいつも一人だった。本当は一人が嫌だったけど、僕はいつも笑顔だった。笑顔じゃなきゃいけなかった。大人が喜びそうな子供で居たかったから。”こうでなきゃ”っていう形を演じていた)
大人しくて、引っ込みじあんな子だったんですね。
郁弥と居る時の姿や、遥に対する態度からは想像できない姿でした。
友達を作るのも苦手で、両親は共働きで兄弟もおらず、家でも一人ぼっち…。
気丈に振る舞う姿が痛々しいです。
(誰かといると自分の形が分からなくなる。でも水の中だけは、本当の自分を感じることができた。そこに郁也は居たんだ)

『ねぇ君、泳ぐの上手だね。一緒に泳ごうよ!』
ショタ郁弥キタ━(゚∀゚)━!
天使かな?←
(その日僕は、笑顔を取り戻したんだ)
郁弥に対する郁弥の異常な執着…。理由はこれだったんですね。
ていうかアメリカで出会う以前に知り合ってたの!?Σ(゚д゚ )
「今日はフリーが酷い…!」
現在の郁弥。スランプに陥っているようです。特にフリーが、ということはやはり遥の影響ですよね…。
郁也のために、自分は何ができるのだろう、と考える日和。
数年前、親の仕事の都合でアメリカに来ていた日和は、郁弥と再会しました。
『いい泳ぎだね』
あの時と同じ言葉をかけてくれた少年。笑顔を取り戻させてくれた存在。
日和は郁弥のことをすぐに思い出しますが…。

日和「小学校までは岩鳶に居たんだけど…」
郁弥「えっ?同じだ!僕も幼稚園まで岩鳶に居たんだよ!ひょっとしたら、どこかで会っていたかもね」
郁弥は何も覚えていないようでした(´・言・`)
悲しそうな笑顔で「そうだね」と返した日和。これは辛い…。
練習事故が起きたのは、そのすぐ後でした。
助けたのは日和ですが、郁弥は夏也が助けてくれた、と思ってるみたい?
そして以前、同じように遥に助けられた事の方が、郁也の中では強烈記憶として残っていて…。
「助けた王子を人魚姫は砂の上に横たえました。そこへ一人の若い娘がやってきました。人魚姫は慌てて姿を隠しました。目を覚ました王子は、この娘が自分を助けてくれたのだと、お礼の言葉を述べました。人魚姫が助けてくれたことにも気づかず…」
王子は郁弥で、人魚姫は日和で、若い娘が遥ですか…。
中学時代の縁がここにも!!
芹沢尚と再開した真琴。近況報告がてら、話に花が咲きます。
尚も真琴と同じようにスポーツ医療を勉強しているそうです。
いずれトレーナーとして選手をサポートできるようになりたい、と。
「久しぶりだね!みんな本当大きくなったよな!なんだかたくましく見える。元気だったかい?」
「なんとか」
純喫茶まろんで遥と旭も合流しました。
「郁弥はどうしてる?連絡はとってるのか?」
「この間、大学対抗の新人戦で久しぶりに会って…」
真琴達の雰囲気で尚はあらかた察しました。流石ですね。
「俺のせいだ…。郁也のチームメイトに言われました。俺と泳ぐとみんな不幸になるって…」
「んなわけねぇだろ!俺も真琴もちっとも不幸じゃねーし!」
旭のフォローが心に染みます(T▽T)
「どうしたらいいか、考えてるんですけど…」

「分かった。夏也にも聞いてみる。でも今話しを聞いていて、遥達にはまだ出来ることがあるんじゃないかって思った。同じ岩鳶中のチームメイトとして、ね。」
この圧倒的な安心感よ!!!
尚って中学の頃から頼れる先輩でしたよね。
メンタルケアとか得意そう…。トレーナーのサポートは天職かもしれません。
自称・学食評論家、実は世界的な競泳選手だった!
「だから俺は鯖は嫌いと言ったろう?教えてやろう、ここのおすすめはたぬき蕎麦」
学食に来ていた遥と旭の前に、ニヒルな男が現れました!どこにでも出没しますね!?
「出たなオッサン!学食評論家気取りかよ?」
「ブログはやっているな」
「えぇっ、マジすか」
学食マニアなんでしょうね(笑)
「おいお前、前にフリーしか泳がないのか?って聞いたよな。その答えは出たか?」
学食マニアが遥に歩み寄ってきました。

「その答えは出たか?お前は自分て見つけないと、可能性は閉ざされたままだ」
「…あんた何者なんだ?」
おじさん、顔近いです(´∀`)
男は、遥にフリー以外も泳がせようと誘導しているように見えますね。
遥が返事に迷っていると、ブログの宣伝をしながら去って行きました。
「旭くん、竜二さんと知り合いなの?」
「竜二?誰?ああ、さっきの変なおっさんのこと?」
「いやいや、彼は…」
旭の姉の旦那さんで、スポーツライタの栗宮さんと遭遇。
衝撃の事実が判明します。

竜二は現役時代、全盛の竜二と呼ばれた全豪で世界的な競泳選手だったそうです。
ミハエルとも泳いだことがあるんですね!
彼のストロークは、ミハイル曰く「僕よりもパワフル」だったそうな。
すごい人だったんだ!!
「でもどういうわけか突然選手をやめてしまって。海外でコーチをしていたらしい。彼がコーチをした選手はモリモリ力をつけるから、今は”特盛の竜二”って呼ばれてる。最近日本に戻ってきたって聞いてたけど…こっちでまたコーチでもするつもりなのかな?」
てっきり霜狼学園のコーチだと思ってましたよ!!
こっちでコーチをするつもりかもしれない。そして遥の前に執拗に現れ、遠まわしにフリー以外も泳げ、と言ってくる…。
彼が遥のコーチになるフラグじゃないですか!?( ̄∀ ̄)ニヤニヤ
郁弥と日和の関係に亀裂が…!
夜になり、日和は公園で一人うずくまる郁弥を見つけます。
郁弥「星が見えない…。あの時は見えたんだ。誓った日。あの日、空にもプールにも、僕とハルの頭の真上にもたくさんの星が降ってた。全てが叶う気がした。自由になれた気がしたんだ。でも違ったんだ。やっぱり僕は弱いままだった…。」
強くなれなかった、と言う郁弥。
十分強くなった、と言う日和。

「郁弥なら郁弥のなりたい自分になれる!星なんかに願わなくても夢は叶うんだ!!」
日和がどれだけ励まそうとしても、郁也の気持ちは変わりませんでした。
「僕は強くなるために心を捨てた。捨てたはずだった。だけど、僕は人間にはなれなかった…僕はハルみたいに強くなれない…」
今も昔も、郁弥にとって遥は大切な仲間である以前に、憧れの対象なんですよね…。
遥と再会しただけで、メンタルもタイムも崩してしまい…。彼にとって遥がどれだけ大きな存在かが分かります。
もう遥のことしか考えてないです。
考えられない、と言ったほうが正しいかも。
「七瀬のことなんかもういいだろ…!?あいつのことで苦しんでる郁也をこれ以上見たくない!」
ホギャアアアアアア!!!(視聴者の叫び)
郁也の手を引っ張った日和が大胆な行動に出ました。
壁ドンじゃない、なんですかこれ!滑り台…滑ドン!?(°д°;)?
「郁也は世界を目指せる。郁也ならきっとできる!新しい郁也になれるんだ!それが郁也にとって幸せ…」
「何も…何も分かってないくせに勝手なこと言うなよ!!」
郁也は日和を突き飛ばします。

「日和には関係ないだろ!!!」
郁也もつい感情的になって、言ってはいけない事を言ってしまいました。
日和の胸中を考えると胸が張り裂けそうになる…(´;ω;`)
一瞬、冷静を取り戻した郁也はごめん、と謝ってその場を立ち去ります。
2人の事を全部知ってるわけじゃないけど、多分、初めての喧嘩なんじゃないかな…。
葛藤する中でみんな自分に出来ることを精一杯やろうと頑張ってるんですが、裏目に出ちゃってる感じですね…。
郁弥と日和の間に生じた亀裂。一体どうなっちゃうの…(´;ω;`)

今まで日和のことを「嫌な奴」と思ってましたが、こんな過去があったなんて。酷いこと思ってごめんよ(´;ω;`)遥に対する郁弥の感情と、郁弥に対する日和の感情はどこか似てるなーと思いました。憧れでもあり、自分の世界を変えた存在でもあり、大きな影響を受ける人物でもあり…。
郁也を苦しめる存在が許せなくて、遥にキツくあたってしまうのも無理ないかも。
今なら彼の気持ちが理解できます。
三角関係がギッスギスになってきましたね。
「いいぞもっとやれ」と思わなくもないけど←
遥と郁弥、郁弥と日和が仲直りするのを見届けなければ、死んでも死にきれません!(´・ω・`)
ラストで、練習中の遥のもとへやって来た竜二。今までで一番のニヒルな笑みを湛えてました。果たして彼の狙いとは…!?