前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 好酸球は白血球の一種だが、細胞仲間から卑下されていた。貪食能力が弱く、細菌すら満足に駆除できないからだ。
- しかし体内に寄生虫(アニサキス)が侵入して状況が一変する。寄生虫駆除のスペシャリストだった好酸球は大活躍し、細胞仲間から認められるのだった!
- 今回は…体内にスギ花粉が侵入!それを駆除すべく、細胞たちは全力で責務を果たすが、そのせいで未曾有の大災害が起こってしまう!
【全巻セット】好酸球、NK細胞など新しいキャラ達も活躍!!
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【はたらく細胞 5話 アニメ感想】スギ花粉アレルギー
スギ花粉襲来!記憶細胞のあやふやな記憶!
《眼球粘膜付近の職員の方々、お気をつけくださいませ。繰り返します。排水口から外敵が侵入したため、眼球粘膜付近の職員の方々はくれぐれもお気をつけくださいませ――》
ヘルパーT細胞による警報が一斉に鳴り響きます!”外敵”とは一体…!?
「スギ~~~~~~~~~~~~~ッッ」
「ぎゃあああああああああああああああっっ!!!??」
眼球粘膜付近に来ていた赤血球は、不幸にもスギ花粉アレルゲンに遭遇しました!!
アレルゲンが想像以上にデカい!(笑)
「抗原発見!!」
逃げ遅れた赤血球を助けたのは白血球です!
いつも最高のタイミングで現れますね(*´∀`*)
ちゃんとお礼を言う赤血球が良い子だ(*´∀`*)
巨体のスギ花粉は白血球の一撃を浴び、その場で息絶えました。
「この味は…スギ花粉から出てきたアレルゲンだな」
アレルゲンの味とは一体…!?(笑)
貪食で正体を言い当てた白血球、すごいです!
単球やマクロファージさんも同じことができるそうですよ。
「今の時期なら珍しくない。図体はでかいが、ウイルスや細菌と違って病気の原因になったりはしない」
「そうなんですね!」
「ま、それかしらトラブルの原因になるからな。殺すのが決まりだから…」
「そっか…ごめんね」
そう言ってアレルゲンに手を合わせる赤血球と白血球が可愛い。和む光景です(*´∀`*)
慌てた様子で記憶細胞が話しかけてきました。スギ花粉が侵入したことに恐怖しているようです。
白血球「スギアレルゲンは危険な抗原ではないだろう?」
記憶細胞「ああ!まだ今はな!だが俺たち記憶細胞に代々伝わる言い伝えがあるんだ…!」
記憶細胞は自室から”いいつたえノート”というか”Sibou学習ノート”を持ってきて、その内容を話してくれました。
「”宇宙より災いの流星、飛来せし時、山怒り、大地は荒ぶり、海は蠢く!”」
「ど、どういう意味ですか!?」
つまり大噴火、地殻変動、大洪水が一気に起こる未曾有の大災害に見舞われるそうです。
最初からそう書いといて下さいよ!!(笑)
先週の好塩基球といい、厨二病の細胞多いですよね?(´・ω・`)
しかし一見ゆるキャラのようなスギ花粉が大災害を引き起こすなんて信じられません。
白血球も「あれが?」とちょっと疑ってます(笑)
B細胞とマスト細胞の出番だ!!
異常な数のスギアレルゲンが侵入し、体内は大混乱!
記憶細胞「き、来た…!世界の終わりの始まりだぁ!!」
「俺に任せてください!こいつがあれば!!」
抗体を生み出す強力な助っ人・B細胞キタ――(゚∀゚)――!!
細胞たちも大歓喜ですね!!
白血球「記憶細胞、その大災害ってのは事前に防げないのか?」
記憶細胞「”聖なる霧が地上を包む。されどそれが地獄への扉を開くのだ…”」
何言ってんだこいつ(´・ω・`)
さすがの白血球も引いてますよ!!
B細胞がアレルゲンに放ったのはIgE抗体と呼ばれる物で、アレルゲンを一気に駆除していきます!!
みんなに褒められて思わずドヤ顔。可愛いぞ!(笑)
先程言っていた「聖なる霧」は「IgE抗体」かと思いましたが…。
記憶細胞「これからもっと酷い事が起こるんだよ!”霧は暗雲となり、全てを押し流すだろう”と!!」
なんか大洪水が起きそうな予感!!(´・言・`)
一方、マスト細胞は異常なIgE使用値を感知していました!
経験した事のない事態に動揺しています。
「でもIgEに応じたヒスタミンを出せって書いてあるし…。う~ん…、う~ん!?OK、ちょっとまって。一旦落ち着こう?ええそう、大丈夫。やればできる。焦りは禁物よ。マニュアル通りにやればいいの。それが私の仕事なんだから」
マニュアル人間じゃないか!!(細胞だけど
マニュアル通りに対処する事を決めたマスト細胞は、何かの装置を回転させました。
「このくらいかな…」ってそんな適当でいいの!?(笑)
B細胞「そろそろヒスタミンが出されますよ!あれで炎症を起こして、アレルゲンを排除するんです!」
モブ細胞「「へぇ~」」
さすがB細胞。抗体に対する知識は並以上のようです!
しかし天井から出てきたのは、通常の10倍はある巨大ノズルで!!
「「ぎゃああああああああ!!!!???」」
ノズルから放出された大量のヒスタミンの雨が、細胞たちに降り注ぎます!!
ちなみにヒスタミンとは…異物や組織の損傷を認識したマスト細胞などから分泌される化学伝達物質。また血管内皮細胞の間隔を広げ、白血球達の遊走性を高める働きがある。とのこと。
それでもスギ花粉アレルゲンは一向に減りません!
マスト細胞「あっ!スギアレルゲンがこんなに入ってきてるから抗体の使用地が高かったのね?じゃあヒスタミン、もっといっぱい出さなきゃ!」
仕事とはいえ、やり方がえげつない(笑)
再びノズルから放出されたヒスタミンの海に、細胞たちは押し流されていきます!
”霧は暗雲となりすべてを押し流すだろう…”。まさに今の状況ですよ!!
「止めさせるんだ!マスト細胞に連絡しろ!!」
「それが!スギアレルゲンを排除するため止めるわけにはいかないと!!」
マスト細胞は正しい対処を行っているのですが、そのせいで各所に甚大な被害が発生しているようです。
分泌中枢が爆発し、緊急用免疫システムが発動。
大噴火…くしゃみの連発!
地殻変動…鼻づまり!
大洪水…涙のダムが崩壊!
ぜんぶスギ花粉アレルギーの症状だ!!(´Д`;)
体内は一瞬で世紀末な光景になりました(笑)
細胞たちの怒りは、IgEを発射したB細胞に向けられます。しかしB細胞はヒスタミンを大放出したマスト細胞のせいだと言い…。
「私のせいじゃないわ!IgEが原因よ!」
「いいや!絶対ヒスタミンの出しすぎが原因だね!!」
「私、マニュアル通りに仕事しただけだもん!」
「てめぇのせいだこんにゃろー!マニュアル通りの仕事しかできないのかよ肥満細胞!」
「その名前で呼ばないで!B細胞のBは馬鹿のBでしょ!?」
「なんだとてめぇーっ!!」
「うるさい!ばーかばーか!!」
醜い罵り合いが勃発!(笑)
最終兵器登場!!
B細胞とマスト細胞の言い争いは乱闘に発展しました。
それを遠くから見やる白血球と記憶細胞。彼らには、どうすることもできませんでした。
「それぞれが自分の仕事を全うしただけなのに、こんな事になってしまうとは…。こうなることが分かっていれば…。いや、分かっていてもやるしかなかったが…」
白血球は考え方が大人ですね(´;ω;`)
「どんな事情があろうとも職務放棄は許されない。それが俺たちの宿め…」
「白血球さ~~~~ん!!!!」
すごい激突音しましたけど!!!(笑)
なんだこの黒い物体は!?
赤血球の声が近づいて来るなー、とは思ってたけど!
白血球と記憶細胞が華麗に吹っ飛ばされる様子は、3カメで丁寧に描かれました。
力を入れる場所おかしくないですか?(笑)
「しかしなんだこれは?」
「さ、さぁ?記憶細胞さんも見たことがないものですか?」
「あぁ。見たことはないな…」
赤血球が運んできた黒い球体。細胞…とは違うみたいですね。「薬用」の張り紙が貼られてますよ。
「お、思い出した!!!聞いたことがあるんだ…世界に異変が起こったときにどこからともなく現れる!このタイプは騒動に関わったやつを一掃する奴だ!あいつの名は――」
「ステロイドだ!!!」
それが黒い球体から現れた殺戮破壊兵器の正体でした!
『排除、シマス。目標、細胞、カクニン。目標、排除、シマス』
スギアレルゲンも細胞も無差別に攻撃してますよ!!
こんな土壇場だけど白血球の腕にすがりつく赤血球が可愛い(*´∀`*)
逃げ惑う細胞たち!先程まで喧嘩していたB細胞とマスト細胞もそれどころじゃありません!!
「ごめん!B細胞にマスト細胞!ごめんよぉ!」
「あんたら!あんたら…!」
「あいつに比べりゃすげぇ紳士的に仕事してたよ!!!」
ステロイドが行く先々で細胞たちが吹き飛び、大爆発が起き、瓦礫の山が積み上げられていきます。
マシンガンにビーム攻撃とか洒落にならないんですが!( ̄▽ ̄;)
ステロイド強い(確信)
スギ花粉の驚異は去った!残されたのは廃墟だった…
『御利用、アリガトウゴザイマシタ――』
ステロイドが有効成分切れで沈黙しました。
アレルゲンは自然消滅してアレルギー反応は落ち着きましたよ。
ウイルスが侵入した時より大騒動だったような…(笑)
「みんなも和解できたし。いやー、よかったよかった。本当……良かったな」
白血球が見つめる際には、大破した体内の光景が広がっていました。
全然良くないじゃん!!!(´言`;;)
心なしか白血球が泣いているようにも見えます(笑)
ステロイドの副作用がこれという訳ですか…。用法・容量を守る事が大切なんですね。今回は多用しすぎたみたいです。
赤血球と記憶細胞なんか目が死んでますよ!
記憶細胞「俺…、今日のことしっかり記憶しておくよ」
今度こそ厨二病文じゃなくて、ちゃんと書いてくださいね!!(´・ω・`)
辛い症状も、細胞たちが頑張ってくれている証拠だと思えば、ちょっとは我慢できるかも…。
不覚にもスギアレルゲンが可愛いと思ってしまいました(笑)
インフルエンザ回で活躍しそこねたB細胞。見せ場があってよかった!
マスト細胞はやりすぎでしょ!!と思いましたがあれが正しい対処なんですよね…。
記憶細胞と名乗るからにはしっかり記憶しといて欲しいな、と思ったり(笑)
ウイルスじゃないからって気を抜いてましたが、舐めてかかるのは良くないですね!
重症化すると日常生活に支障が出る人もいるし。
でも今度からステロイドに頼りにくくなるな…(笑)