前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 傷口から細菌が侵入し、体内は大混乱に！対抗する白血球も徐々に追い詰められて大ピンチ！
- 駆けつけた「強力な助っ人」は血小板だった！血栓で傷口を塞ぎ、細菌の侵入を阻止。その後白血球たちの活躍により細菌は殲滅された。
- 今回は…B型インフルエンザ菌が体内に侵入！白血球、マクロファージ、キラーＴ細胞が戦うなか、ナイーブT細胞は自分の非力さを嘆いていた。そこに現れた樹状細胞の勇気付けで、ナイーブ細胞はついに覚醒するが…！？
【はたらく細胞 3話】インフルエンザ【アニメ感想・名場面】
マクロファージさんとキラーT細胞が本格始動！！
T細胞員の下っ端・ナイーブT細胞は、薄暗い体内空間を偵察していました。
一挙手一投足がビビリ度MAXです(笑)
「で、出た――――っっ！！」
ゾンビ化した細胞だと！？しかも大量に！！Σ(ﾟдﾟlll)
逃げ惑うナイーブ細胞！それを救ったのは白血球でした！遊走で駆けつけたようですね！
「奴らはああして細胞の体に帰省して数を増やすんだ。これ以上増殖する前に殺すしかない。お前は援護！……あれ？おい！」
「僕には無理です！！ウイルスなんて！」
「おい！ちょっとお前！T細胞の戦闘員なんだろ？！」
抗原を一度も認識したことがないナイーブ細胞は、手伝うどころか邪魔にならないようじっとさせて頂く！と断言します！
白血球が大勢のゾンビ細胞に襲われてますよ！！
「あらあら、大丈夫ですか？ウイルスさん随分増えちゃってるんですね」
優雅に助っ人に現れたのはマクロファージさんでした！！お美しい！(*´∀｀*)
マクロファージは持っていた鉈（なた）を一回転させると、円を描きながらゾンビ細胞を瞬殺しました(笑)
優雅なBGMこそ流れてますが、やってる事すごいぞ！！？
白血球より強い…ですよね？(￣▽￣;)
B型インフルエンザが体内に侵入した事を樹状細胞を通して各器官に連絡するマクロファージ。仕事が早いです！！
「オラオラここか！？ウイルスが居やがるのは！俺たちT細胞が皆殺しにしてやるぜ！！」
連絡を受けて応援に駆けつけたのはキラーT細胞でした！
マクロファージや白血球と挨拶を交わしている隙を見て、こっそり逃げ出そうとするナイーブ細胞。キラーT細胞が怖いようです。
しかしあっけなく見つかってしまいます。
「ナイーブ！またほかのやつにやってもらったんかアァン！？」
「いつになったら一人前になんだよアァン！？」
「それでもお前は俺たちと同じT細胞か！？」
「すすすすみません！すみません！」
先輩の圧がすごい(笑) 熱血スパルタ指導ですね。ナイーブ細胞がビビって逃げたくなる気持ちも分かります。
「やっほー。応援に来たぞー」
「引っ張ってケロ～」
白血球たちも応援に駆けつけますがこちらは緩い(笑)
スイッチのオンオフが激しいですよね。温厚な白血球は見ているだけで和みます。
「一匹残らず殺せぇぇぇ！！！」
敵の対処法を記録するメモリーT細胞の助力を得ながら白血球、キラーT細胞、マクロファージはゾンビ細胞を倒していきます！しかし、無理やり駆り出されたナイーブ細胞は戦陣に加わる事が出来ません。
それどころか、先輩の足を引っ張る始末…。
「うっ……！うわああああああああああああああ！！！！」
覚悟を決めて戦おうとしますが、恐怖に勝てず逃げてしまいました。
キラーＴ細胞「チッ！あんな奴放っとけ！今はウイルスだ！」「「「おう！！」」」
樹状細胞が明かすキラーT細胞の黒歴史！
「どうしたの？君、T細胞だよね。何かあったの？」
安全地帯まで逃げてきたナイーブ細胞に声をかけてきたのは、樹状細胞でした。
樹状細胞は体内に侵入してきた細菌や、ウイルス感染細胞などの断片を抗原として提示しつつ、他の免疫系の細胞に伝える役割をに担っています。
「僕はっ、僕はっ…！白血球さんやマクロファージさんや先輩たちみたく強くないんだ！！僕みたいな弱虫なんて居ない方がいいんだァァ！！うわああああ～～～～～～っ！！！」
感情が爆発するナイーブ細胞！！自己肯定の欠片もありません！
ウイルスを倒したいのに、先輩たちと戦いたいのに、恐怖で逃げてしまった自分が情けなくて、悔しくて…。
思春期の少年って感じですね。いろんな意味でナイーブな細胞みたいです。
「元気だしなよ。君だけじゃないさ。最初から強い人なんて、居ないんだよ」
樹上細胞めっちゃ良いこと言いますね！！
彼はナイーブ細胞に一冊のアルバムを手渡しました。
「ほらこれ。見てごらん」
「こ、これは…先輩たちの昔の写真！？」
「そう。君の先輩たちも昔は君みたいなナイーブ細胞だったんだよ」
先輩に叱咤され、涙を流し、訓練を重ね、ボロボロになって病院送りになり、ズッコケてまた涙を流す…。
そんなキラーT細胞の若かりし頃の姿がアルバムにたくさん詰まっていました。
T細胞の分化…抗原を認識したナイーブ細胞は活性化し、エフェクターT細胞となった後、ヘルパーT細胞、キラーT細胞などに分化するそうです。
キラーT細胞がナイーブ細胞に厳しかったのは、後輩への愛ゆえだったのです。
「まだまだいっぱいあるよ。ほら！」
キラーT細胞の黒歴史を次々出してくる樹状細胞さん(笑)
えげつない事しますねこの人！
キラーＴ「なんだかゾワゾワしてきたぁ！」
前野白血球「おいどうした！？感染したのか？！」
白血球モブ「んなわけあるかい」
キラーT「封印していた黒い歴史が紐解かれてしまったような！！そんな悪寒が！！」
絶賛戦闘中のキラーT細胞たちは悶えていました。かわいそうに…。
「君がすべきことは…分かるよね？」
「僕は……僕の仕事は！！！」
ナイーブ細胞を元気づけて活性化させるのも樹状細胞の仕事なんですね。
背中を押され、覚悟を決めたナイーブ細胞の体が光り始めましたよ！？
ポケモンの進化を彷彿とさせます！！
樹状細胞「あーっはっはっは！（棒）」
微妙に感情がこもってない笑みで腹筋崩壊しました。
樹状細胞さん面白すぎる(笑)
活性化を遂げたナイーブ細胞！！
体内に侵入したインフルエンザ菌は8時間で100個、1日で100万個増殖します。
懸命に戦う白血球たちですが、凄まじい増殖速度に手がまわらなくなってきました。
「くっそ、減らねぇ！こいつらキリが無ぇ！！」
白血球、キラーT細胞、マクロファージが追い詰められたその時です！
ゾンビ細胞をワンパンで吹っ飛ばす、強力な助っ人が登場したのは！！
「みなさん、先程は見苦しい姿を見せ失礼しました。しかし僕は過去の弱い自分を克服し、活性化し戻ってきました」
ケンシロウとゴンを掛け合わせたような勇ましい姿…それはエフェクターT細胞でした！
声は完全に別人じゃないか！！
「分裂・増殖もしてきました！」
筋肉隆々のエフェクターT細胞がたくさん！！
これはコピペなのか！？
小野キラーT「おお！ついにやりやがったかナイーブの野郎！」
キラーT「これで百人力だな！文字通り！！」
前野白血球「いや怖いだろこれ」
歓喜に沸くキラーT細胞たち。その隣では白血球たちがドン引きしてますよ(笑)
「俺もいますよ！お待たせしましたB細胞っす！抗体作ってきました！」
しかしその声はT細胞たちの歓喜にかき消されてしまいました。
みんなヒーロー（エフェクター細胞）に夢中なのです。
登場するタイミングが悪かったのかな？無視されて可哀想に…！
彼も強力な助っ人なんですけどね…(￣▽￣;)
「行くぜ！俺たちの力でウイルスを全滅させるんだ！！」
勢いづいた白血球、キラーT細胞、マクロファージ、B細胞は、ゾンビ細胞と見事な戦いを繰り広げます！！
中でも目覚しい活躍を見せたのは、エフェクター細胞でした。
「オラァ！オラァ！オラァ！オラァ！オラァ！オラァ――ッッ！！！」
軽快な掛け声に合わせてゾンビ細胞を葬っていきます。承太郎…！？承太郎なのか！？
ていうか活性化しただけでこんなに豹変するの！？びっくりだよ！！ヽ(´Д`；)ﾉ
免疫細胞たちの活躍、各細胞たちの努力、各器官の連携やみんなの協力により、一週間後。ゾンビ細胞もといB型インフルエンザ菌は体内から姿を消しました。
戦いは終わった。だが新たな驚異が迫っていた…
「やったな！これでお前も一人前だぜ！」
「先輩！」
互いの健闘をたたえ合う細胞たち！
後半はB細胞の抗体も大活躍したそうで！みんなお疲れ様でした！！
「おいみろよあそこ！ウイルスだ！」
「おいおいまた新しいのが入ってきたっぽいぞ！」
新たな侵入者を察知したのは白血球でした。
彼が指さす先には、先程までいたのとソックリなゾンビ細胞が！
エフェクター細胞「ふっ、愚かな。すでに何万もの仲間が葬られたというのに。せめて苦しまぬよう一撃で消し去ってやりましょう！！」
歴戦の戦士の風格を醸してますよ(笑)
いったい何トキなんだ…！
しかしエフェクター細胞はゾンビ細胞のひと振りで吹っ飛ばされてしまいました！！
どゆこと！？(;ﾟДﾟ)
B細胞の抗体も効きません！
「てことは…まさか…A型のインフルエンザでは！？」
A型は内部での変異型が多く、世界的な大就航を起こしやすいのだそうです！B型よりも危険じゃないですか！
すかさず樹上細胞に連絡するマクロファージ。
B細胞は抗体を作り直す、と言ってその場から退却します！
取り残された白血球、キラーT細胞、マクロファージたちの死闘は続く…！！
T細胞の絆に感動！人情劇に沿って各細胞のはたらきを紹介する構成はやっぱりすごいです！ナイーブ細胞の進化にオチも秀逸で腹筋崩壊のエピソードでした(笑)
最後に出てきた血小板ちゃんが可愛かったですね～(*´∀｀*)
樹状細胞さんは親切爽やかお兄さんだなーと思ってましたがドS疑惑も浮上しましたよ！！
あの笑顔の裏には何かある…（確信）
各細胞の掘り下げで一気に面白くなってきました！
次週は食中毒発生！？どんな細胞たちが活躍するのでしょうか！？