前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…
- 殺人現場を目撃し、カウンセリングを受けていた少女・レイチェル。しかし目が覚めると見覚えのないビルの地下に閉じ込められていた。
- 「お父さんとお母さんに会いたい…。」ビルからの脱出を図るレイを待ち受けていたのは、各フロア主の殺人鬼たちだった。その中で自分の過去を思い出したレイチェルは、最初に出会った殺人鬼に「私を殺して」とお願いする。
- 今回は…利害の一致でレイとザックは一緒に地上を目指す事になった。地下4階(B4)に到着した2人は協力して地上への道を探すが…。
【殺戮の天使 2話】Your grave is not here.【アニメ感想・名場面】
狂った少女と殺人鬼のイカれた約束

「オ”エ”エ”ェ”ェ”ェ”ェ”ッ”ッ”!!!!」
「私を、殺して――」。レイチェルにそうお願いされた殺人鬼は、全身で拒絶反応を示すのでした。
開幕レインボーゲロ酷い(笑)
「気持ち悪ぃこと言ってんじゃねぇ!!テメェみたいな頭オカシイ奴に構ってる時間はねぇんだよ!!」
盛大なブーメランが飛んでる飛んでる!!
地上へ出たい様子の殺人鬼。
しかしエレベーターの扉は固く閉ざされていて動きません。
扉を開ければ殺してもらえるかもしれない、と思ったレイチェルはおもむろにダニーの死体をまさぐり、手に入れた鍵でエレベーターのスイッチを解除するのでした。
殺人鬼はレイチェルの有能さを買います。

「オレ、バカなんだよ。だからよぉ、ここから出る手助けをしてくれよ。そんで外に出られたら、お前を殺してやるよ」
「本当…?」
「ああ。お前がちゃんとやればなぁ」
「分かった」
利害が一致し、レイチェルはザックと名乗る殺人鬼と一緒に、地上を目指すことになるのでした。
頭脳戦はレイチェルが、ザックは戦闘をカバーするんですね!こうして見ると相性良いかも!?
現在のフロアは地下5階。この先殺人鬼が4人は待ち構えているので、レイチェル一人でどう突破するのか不安でしたが…。ザックが味方になって良かったです!!
ダニー先生、死んだフリ疑惑

レイチェルとザックがフロアを後にした直後、ダニー先生の意味深な描写が。ピクリとも動きませんでしたが嫌な予感…。
これ絶対生きてるでしょ!!!(;´Д`)
ザック!ちゃんとトドメを刺しておかないと!!死亡を確認しないのは生存フラグですよー!
先生はレイチェルの目に固執してましたよね…生きているとしたら、あの爬虫類フェイスで追いかけてくるのでは…?
あとで面倒な事にならないと良いのですが…( ̄▽ ̄;)
地下4階に到着!墓地と墓石と、不気味な少年の笑い声

「殺したい奴を殺していい」と言われてここに来ただけで、ビルについて詳しいことは知らないと言うザック。
2人が到着した地下4階は、墓地を彷彿とさせるフロアでした。
並べられたの墓石が不気味です…。足元の墓穴には「何か」が入っています。
さらに奥に進んでいくと、一際立派な墓が現れました。
「その墓に入りてぇのか?」
「これだけ新しいみたい。名前が書いてある…」
刻まれていたのは”RACHEL GARDNER”の文字。
フロア主がレイチェルのお墓を用意していたのです!Σ(゚д゚lll)
その隣には、彫られてもいない粗末な墓が並んでいました。ザックの墓のようですが…適当すぎません!?「ついでに作ってやった」感が半端ないんですけど!(笑)
「あそこから風が吹いてきてる」
「奥に何かあんのか?」
墓の奥に、抜け道を発見しました!
レイチェルは自分が抜け道を調べてくる代わりに、ザックはここに残って出口を探すよう提案しますが、命令されるのが嫌いなザックは首を縦に振りません。
「見えない仕掛けがあるかもしれない」
「俺に仕掛けなんか分かるわけねぇだろ!!」
「……うん」
「………………はぁ!?」
何気ない会話が面白い(笑)
レイチェルもザックが馬鹿だと思ってるんだなー、と認識した瞬間でした。

不気味な笑い声が響く通路を進み、一室に行き着いたレイチェル。奥に続く扉がありますが、鍵が掛かっていて前に進めません。
ふと目をそらすと、一枚の紙が。フロア主がレイチェルに当てた手紙のようでした。
「”レイチェル。君のことは前からずっと気になっていたんだ!君に会いたい。でもアイツが邪魔をする。僕はね、一瞬で君を好きになっちゃったんだよ!だから特別なものを用意したんだ!君だけの――永遠の眠りの場所を。”」
ラブレターじゃないか!!
確かにレイチェルは可愛い…美少女だし…気持ちは分からんでもない←
永遠の眠りの場所…先程あったレイチェルの墓の事?
好きな人のお墓を用意して待っているなんて狂気ですね!
ザック、ダニーに続いてここのフロア主も狂っているようです…((((;゚Д゚))))
声から察するに、レイチェルと同年代の少年みたいですが…?
破壊神・ザック、「ヒャッハー!!!!」で仕掛けを解除する
一方、抜け道前の部屋で仕掛けを探していたザックですが、ヒントすら得られずイライラしていました。
「クソが…俺の墓を用意するたァいい度胸じゃねーか!ブッ壊してぇ!」

「ギャーハハハハハ!!!ギャーハハハハハ!!!」
突如流れる軽快なBGMと共に墓石を壊していきます!!その数1、2、3…9、10……うん、全部壊してますね。
有言実行の男ザック!最高にロックだぜ!!←(´∀`)?
「うるさい…」
ザックが暴れる音は、遠く離れたレイチェルの耳にも届いていました。
「あの人が開けたの…?」
ザックが墓を壊し終えたのと同時に、先程まで通れなかった扉のロックが解除されましたよ!墓石に仕掛けが隠されていたんですね!!
さらに奥へ進むレイチェルは、資料室に到着。そこにあったのは、過去にビルに来た人のリストでした。中にはレイチェルとザックの過去を記した履歴書も……。
ザックの過去が明らかに!

「”本名、アイザック・フォスター。出生日不明。幼少時に違法孤児院に。劣悪だった施設は後に摘発されるが、その時点でアイザック・フォスターは行方不明に。同時に施設を担っていた夫婦は――…”」
施設を担っていた夫婦は、ザックに殺されたのでしょうか…。
資料室から持ち出した履歴書を淡々と読み上げるレイチェル。ザックはそれを遮ります。「それを読んでどう思った?」と。
「あなたのことが書かれた紙。それ以上でもそれ以下でもない」。それがレイチェルの返事でした。
ザックが過去の殺人を暴露しても、彼女の態度は何一つ変わりません。
目の前の殺人鬼が犯してきた事を知って、常人なら恐怖する場面ですよね。やっぱり彼女も、どこかおかしい…( ̄▽ ̄;)
レイチェルの表情筋は硬い
「あの中を探して欲しい…」
「あぁ!?水ん中に入れってのかよ!?」
「嫌なら、別に…」
「~~~~っっ。入らねぇとは言ってねぇよ!」
上層へ続くエレベーターの扉を開くためには、まだ見つけていない仕掛けを解除しなければいけないようです。
水中の泡立つ場所が怪しいと思ったレイチェル。
渋々とはいえ水の中に入ってくれたザックって実は良い奴なのでは!?(笑)
レイチェルは先程ザックに自分の墓を壊されてテンションが滅茶苦茶下がってますね。顔が、目が、今までになく死んでます。どんだけお墓に入りたかったんだよ…(´д`)
「死にてぇんならテメェで死ねよ!」
「自殺は、ダメだから」
「なんでだよ!?」
「――神様が、そう仰ったから…?」
そういえばレイチェルってクリスチャンでした!
なんで「殺して欲しい」とお願いするのか疑問だったんですが、そういうことか~(´-ω-`)
レイチェルにとって神様の言ったことは絶対なんですね。

「どうすればいいの?」
「殺したくなるような顔をしろよ。怒ったり、泣いたり、できるだろ?」
殺してもらえるように努力するレイチェルですが、表情を変えるのはとても難しいようで…。「顔の筋肉無ぇのかよ」というザックの指摘が的を射ていました。
レイチェルの場合、表情や目が死んでるというよりは心が死んでると言ったほうが正しいかも?(´・ω・`)

なんとか作り出せたのは笑顔だけでした。
ザックの評価はお察しの通りで、結局殺してもらえず( ̄▽ ̄;)
レイチェルは美少女だからどんな顔でも可愛いと思いますけどね!!←
地下4階のフロア主出現!!
再びレイチェルと別行動になったザック。
水から上がり、レイチェルの帰りを待っていると、ひとりの少年が現れましたよ!

「やぁ、ザック」
B4フロアの主キタ――(゚∀゚)――!!
変わった被り物してますね。ちょっと可愛いぞ!?(笑)

殺人鬼ザックが味方になったぁ――(゚∀゚)――!!こういう展開、すごく燃えるんですが!!(;゚∀゚)=3
レイチェルは賢い少女だけど、それだけでビルから脱出できるとは思えませんし、ザックの戦力が加わってこの先心強いです!ダニー先生の時にはなかった安心感があります(笑)
B4フロアの主はどんな殺人鬼なのでしょう!?
レイチェルの望みは殺されること。そしてフロア主はレイチェルを自分のお墓に入れたいみたいですが…。
利害の一致でザックと行動しているレイチェル。一方でB4フロア主とも利害が一致することになります。
レイチェル、一体どうするの!?