【アンゴルモア元寇合戦記 1話】元寇・対馬の戦い!流刑された迅三郎ら罪人たちは照日姫の罠に嵌る…!【アニメ感想・名場面】

内容をカンタンに説明すると…

  • 「サムライエース」で連載中の時代劇漫画がアニメ化決定!時は1274年、対馬で起こった文永の役(元寇)を描いた作品。
  • 鎌倉幕府によって流刑された元御家人・朽井迅三郎を始めとする罪人たちは、対馬に流刑される。
  • 宗氏の娘・輝日姫は、対馬に着いた罪人たちに驚くべきことを言い放つ。「海の向こう、高麗から大軍が迫っている。お前たちは力いっぱい戦って、この対馬のために死んでくれ」、と…。

【アンゴルモア元寇合戦記 1話】率土の最果て【アニメ感想・名場面】

 対馬に流刑される罪人たち

元鎌倉御家人の朽木迅三郎は、流刑船に乗り対馬へ向かう途中でした。
海は荒れ狂い、今にも難破せんばかりの危機的状況です。

「お役人様!せめて手枷を外して下せぇ!これじゃくつがえった時、万に一つも助からねぇ!」
「こんな所で逃げたりしねぇよ!!」

役人は罪人たちの訴えを渋々聞き入れますがそれが間違いでした。直後、自由の身となった一部の罪人達が暴動を起こしたのです!
まぁそうなりますよね…(;´д`)

役人を海に突き落とし、罪人仲間の数を減らし…。鬼畜の所業を重ねる一部の罪人たちですが、手枷を自ら外した迅三郎の刀で一掃されます。
限られた船上の範囲で戦う様はまさに鬼神!!同船者の罪人たちも呆気にとられていました。

「命が惜しければ操舵に勤しみ、俺を島まで連れて行け!!」

因縁の敵・鬼剛丸と一触即発になるも、今は生き残る事が先決だとお互いに判断したのでしょう。
生き残った罪人たちは協力して、対馬へ向かいます!

 罪人を出迎えたのは対馬の姫!

悪天候も収まり、迅三郎たちの前に対馬が見えてきました。すると横から、一隻の豪奢な船が現れます。

「ようこそ対馬へ!皆様をお迎えに上がりました。さぁ、こちらへ」

迅三郎ら罪人を船上から出迎えたのは、島主の娘・照日姫。
絶世の美女といっても過言ではないその容姿に、罪人のテンションも上がります!単純!(笑)

でも普通、罪人って煙たがられますよね…?
なんで歓迎されてるんでしょう?(´・ω・`;)

 迅三郎の疑念!照日姫の思惑が判明する!

対馬に上陸した罪人たちは、牢に投獄こそされましたが豪華な食事でもてなされます。とても罪人への待遇とは思えません!

「流人の皆様、お口に合いましたでしょうか?」

照日姫は自ら牢に足を運ぶし…。
あまりに好待遇だとかえって怪しくないですか!?何か裏があるのではと疑ってしまいます!

ご馳走をがっつき終えた迅三郎も、違和感に気づいたようです。

迅三郎「船に役人が居なかった事に気付いてないはずがない。それでこの歓待。何か理由が有るに決まっている」
照日姫「そんなことはございませんわ、朽井様」

「私共はただ、この島のために皆様が――力いっぱい戦って頂くよう、願うばかり」

この姫様、こんなゲス顔もできるんですね(笑) 個人的に好きなタイプのキャラです!!

照日姫によると、蒙古(ムクリ)の大軍勢が日の本に迫ろうとしているそうです。
大軍勢が真っ先に飲み込むであろう地は、元寇から最も近く、日本の国境防衛の要でもある対馬。
そこで戦に役立ちそうな者を対馬に流すよう、大宰府を通して鎌倉に頼み込んだそうな。

黒幕はアンタか――っ!!
そりゃ罪人を歓迎するはずですわ!!自分で招いたんだから!(´Д`;)

「あなた方は元々死罪となるはずだった者達…。つまり我らに命を救われたのです!」

罪人たちを利用する気満々じゃないですか(笑)
島の上となれば逃げる事もままなりませんからね…。彼らには戦うほか選択肢が無い、と見越しての余裕の態度なのでしょう。

全容を聞いて案の定だと呆れ笑いする迅三郎。
罪人の中で唯一状況を察していたようです。なかなか有能な人物ですね!

一方、激昂する罪人は照日姫に酒瓶を投げつけますが、華麗にかわされ…。逆らえば殺す、という返答を身に刻まれてしまいました。

「さぁお前たち。この対馬のために、死んでくれ」

照日姫自身も戦で死ぬことを覚悟しているのかな?と思ってしまうくらい、引き締まった顔をしていましたね。
言うことやること無茶苦茶だけど、対馬を守ろうと必死なのが伝わってきます!!

そもそも今いる「対馬」がどこなのか把握できていない罪人たち。
元商人の張明福は、対馬が高麗と九州の間にある島だと説明します。
現在の日本地図と逆さまになってるみたいですね。

「どこへ行っても、また戦か…」

迅三郎の脳裏には、幼い少女と女性の姿が。妹?母親?

一方、就寝していた照日姫の元に仮面を被ったダースベイd…じゃなくて正体不明の賊が現れます!
世話係の滝は殺害され、照日姫が誘拐されてしまいましたよ!(´Д`;)

 脱獄した罪人!迅三郎は謎の敵と相まみえる!

照日姫を奪還しようと動き出す役人たち。

「なんて無統制な…」

牢の見張りも出払い、監視の目から解放された罪人たちは騒ぎに乗じて脱獄します。

鬼剛丸「本音じゃ戦がやりてぇ、と?」
迅三郎「馬鹿言え。なんの得がある」
鬼剛丸「どうだか。餌嗅ぎつけた犬みたいな面になってるぜ」

山に隠れる罪人も居る中、迅三郎が取った行動は!?

「さてと…。俺は退屈しのぎに、ここら一帯焼き討ちにしてやろう!!」

この主人公イっちゃってるよ!!!

ただの脱獄するより100倍タチが悪い!!
しかしこれがファインプレーでした。

「居たぞ!!あそこだー!!姫様!今参りますぞぉ――!!」

幸か不幸か、迅三郎が放った火のおかげで暗闇が照らされ、役人たちは照姫と彼女をさらう賊集団を発見することに成功したのです!\( ‘ω’)/

なおも自由を奪われた照日姫は、賊が異国の言葉を使っていることに気づきます。蒙古の手先でしょうか!?
6人の賊を取り囲む役人たちですが、実力差と、照日姫も巻き添えにしてしまう可能性があるため思うように攻撃できず劣勢に立たされます。

「はっ。情けねぇ奴らだ」

そこへ現れたのは脱獄した罪人たちでした!!
役人と罪人、まさかの共闘!!

中でも一際目覚しい戦いを見せたのが迅三郎でした。
刀を縦横無尽に振るい、次々と賊を斬り倒していきます!

「あいつの剣は義経流ぎけいりゅう)よ
「義経(ぎけい)…すなわち義経(よしつね)。100年前の源氏の大将の残した兵法じゃ」

日本史に疎くても義経は分かりますよ!!
周りの罪人たちの口ぶりからして凄い流派であることが見て取れますが、そんな物を迅三郎はどこで、誰から会得したのでしょう…(; ・`д ・´)

 義経流の使い手が…二人!?

「お前も、義経流か?」

迅三郎がひと目で異質さを感じ取った賊のひとりは、日本語でそう言いました。
何故日本語が話せるのか、そして迅三郎と同じ義経流を使っているのか…謎が深まります!

それにしても戦闘描写が素晴らしい~~っ!!観ててワクワクしますよ!(((o(*゚▽゚*)o)))
止まない刃音と暗闇の中の閃光が戦いの激しさを物語ります!

結局、敵が唐船に撤退して勝負はお預けに。
唐船って中国船…ですよね?元寇・高麗の影に紛れて唐の驚異まで忍び寄っているのでしょうか!?
いずれにせよこれで終わりとは思えません。

迅三郎と謎の男の再戦がありそうな予感!
キャラデザと声的に今後のキーパーソンになりそうだし!←

 時は1274年、文永の役が始まる!

「この者たちはそれぞれの一所懸命を貫き、そして死んだのだ。本望だったとは言わんが、悔いはあるまい」

今回の騒動だけでもかなりの島人が亡くなってしまいました…(´;ω;`)
大切な人達を守るために戦っているのに、その中で大切な人を失ってしまうというのはやるせないですね…。
しかし戦わなければ、失う一方です。

「この島を。この島で生きる者たちを守る勤めが私にはある!これ以上、失うものか!!」

迅三郎の鋭い指摘に対して朝日姫はそう答えました。
彼女自身もできることなら戦を避けたいようですが、現実は非情です…。

「合浦の港より、戦船が続々と出稿したとのこと!蒙古が…襲来します!!」

照日姫の従者・鹿乃がもたらした開戦危機の知らせ。
思ったより早い襲来ですね!まだ1話なのに!(;´д`)

時は文英11年10月3日。モンゴル帝国の東方遠征が始まり、高麗国・合浦を埋め尽くしていた軍船が対馬に向けて動き出しました…。

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架空戦記モノかと思ってたんですが、史実に基づいた作品なんですね!さすがに登場人物はオリジナルみたいですが(;・∀・)

一般人ではない事と時代感覚のズレもあって、予測不能な行動をするのが面白かったです!
「焼き討ちにしてやろう」のところで吹いちゃいましたよ。容赦ないですね(笑)
流刑ですまないようなことを犯したと言ってましたが、何をしたのでしょうか?気になります。

照日姫は優しい心を持った美女だけど、必要とあらば冷酷にもなるし、口だけじゃない所が好感を持てます!

最終回までにどのくらい生き残ってるんだろうと言う心配もありますが…。
罪人たちのキャラも個性的で、今後どんな活躍を見せてくれるのか楽しみです!
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